本妙院 早水住職からのご挨拶 -誰もが持っているあたたかな光-

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コロナ禍が収まったとはいえ、各国でいまだに戦争や飢餓、気候変動が続き、世界は混迷の中にあります。我が国に目を向けても能登半島地震、貧困問題や政治不信など枚挙にいとまがありません。
世界中の誰もが心に何らかの不安を抱きながら日々を送っています。

しかし、そんな中でも嬉しいこと、幸せなことは必ずあります。命の大切さや助け合う人の温かさも沢山あります。そしてなにより穏やかで平穏な日々を、みんなが平和で笑って過ごせる世界が来ることを誰もが望んでいます。

世界中のみんな誰もが、心の中に平和や安寧を祈るあたたかな光を持っています。
ひとつひとつは小さな光かも知れません。でも皆が心を合わせればそれは大きな光となって、人々の心の闇を照らし導く灯となります。心の中にある小さな灯りを大切に日々過ごしていきましょう。

6月8日の夕方、本妙院の境内にキャンドルが灯ります。みんなでこの灯りを眺めると共に心の中の灯りを感じませんか?
皆様にお会いできることをお待ちしています。

本妙院住職 早水文秀

【本妙院縁起】

池上本門寺第二世日朗(にちろう)聖人の直弟子日傳(にちでん)聖人が庵室として池上の西谷に開創(年代不明)。
旧称は妙蔵坊(みょうぞうぼう)。

元亀四年(1573)火災で消失。池上本門寺第十二世日惺(にっせい)聖人が当時の住持 本妙院日逗(にっとう)聖人に再建の資助を与え、南谷外溝に移築再興し、本妙院とよばれるようになった。元禄三年(1690)池上本門寺の防災のため、支院の整備、配置換え、総門の建立、此経難持坂(石段)の改修などが行われ、本妙院も現在地に移された。

instagram: ikegami_honmyouin

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