先日、第3回 キャンドルナイト in 本妙院 ありがとうナイト、無事終了いたしました。お越し下さった皆さま、ありがとうございました!楽しんでいただけましたでしょうか?
ありがとうナイトは「電気だけではなく、なにかに『ありがとう』という気持ちの持てる時間をすごす」というテーマがあります。
このイベントを通して、そのお手伝いができていたら嬉しく、また今後ともこの小さなイベントを応援していただければ幸いです。
本日は、当日の様子を一部ですが写真レポートとしてご紹介いたしますので、ご覧くださいませ。
門前はチームsenによる装花。
今年も参道を歩く方々が足を止める、話しかけてくださる、写真を撮っていかれる、という抜群の演出を施してくださいました。
よりたくさんの写真はこちら(ありがとうナイトオフィシャルFacebookページ)
寺内に入ると、最初にあったのが「特定非営利活動法人都会で炭焼きプロジェクト」のメンバーで花炭作家・山本久志さんの花炭作品展示。
今回、初めてお持ちいただいた苔と炭を組み合わせた作品が素敵でした。
そして中庭ではYOKO SHIBASAKIさん( sautiller / terrier de sautillé)によるテキスタイルを使った作品「コスモde枯山水」が展開されています。
原画も合わせて展示されたので、見比べてご覧になるお客様も。
裏手駐車場ではフラワーショップwnicoと都会で炭焼きプロジェクトによる「竹炭の花器に多肉植物を活ける」ワークショップが開催中。
花炭作家の山本さんは簡易炭焼き機で竹炭づくりを見せてくださいました。
奥の棚から活ける多肉植物を選びます。
こちらが花器に使う、もと竹ランタンの竹炭。
wnicoの吉澤さんがご指導してくださいます。
再び寺内に戻ると、ちょうど早水ご住職による「オリジナルガラムマサラ作り(2回目)」中でした。
オリジナルテキストを片手に自分好みのスパイスを作るべく、匂ったり触ったりしてすごく真剣。当初の予定時間をすぎてしまったのも頷けます。
たくさんのスパイスから選んでいきます。
夕方になると、和室で影絵師SAKURAさんによる「江戸影絵あそび」がスタート。江戸時代の資料を見ながらレクチャーを受けたあとは実践です。
お子さんはもちろん、大人の方にも参加していただけて、たくさんの笑い声や歓声が聞こえたひとときでした。
日没が近くなると、お堂で緒方美穂さんによる「歌とトークセッション」です。伸びやかで透き通る歌声は外にも届いて、お堂の外からも大注目。
途中ワークショップを無事終えた早水住職をお迎えして、声についてのトークをなさいました。
そして再びの歌から引き継がれ、日蓮宗のお坊さんによる声明法要へ。
それまでの雰囲気とは変わったピリッとした緊張感がありつつも華やかな雰囲気に皆さんじっとご覧になっていました。
最後は、最近起こる天災や海外でのテロについても触れられ、世界平和への祈りとなりました。
法要が終わるとすっかり日は沈み、キャンドルに灯りが灯されました。
さきほど見た中庭のコスモ de 枯山水はこんな雰囲気に。
よりたくさんの写真はこちら(ありがとうナイトオフィシャルFacebookページ)
ワークショップの終わった駐車場は、wnicoとくぅ〜の東北によるミニマーケットに。
あとは、たくさんの竹ランタンを見ながらゆったりとすごす時間です。
今年ならではのこんなキャンドル文字も。
今回中止になってしまった池上本門寺からお引越ししてきたのは、石巻の小学生が描いたランタンです。
お隣の鬼子母神様をお借りして震災後の石巻の写真とともに飾らせていただきました。
また、4月のスリランカでの爆発事件に思いを寄せて。
さて、駆け足でしたが、写真レポートとさせていただきました。
来年もまた、皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。
今後とも、この小さなイベントを応援していただけたら幸いです。