竹の加工

4月に取ってきた竹のその後です。(竹取りの記事はこちら

伐採した竹はおよそ10本程度。これをまず節目で切り分けていきます。

その後ランタンによい大きさにさらに切り分けて、切り口が少しザラッとしてささくれが危ないのでサンダーで軽く研磨します。

さらにこの時期の竹は水分を多く含んでいて、カビが生えてしまう心配があるので、バーナーで炙っていきます。

さっと炙っただけでも竹から油が出てくるのがすごい。布で磨くとツヤッといい色になります。

右がビフォア、左がアフターです(配置を逆にすればよかった…)

ここから電動ドリルで模様を空けていきますが、あまりやると手がブルブルするのでほどほどに…。

どんなのがいいかなぁ、と考えてネットでデザインの参考になりそうなものを見ていますが、いろんなのがあってどれもステキ!というのと、実際に作業を体験してみると、この固い竹にこんな細工ができるなんて!と違う目線での感動が味わえます。

 

 

 

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キャンドルナイトは「ないことを楽しむ」夜

夜になると「灯り」があるのが当たり前だとおもっていませんか?

電気が普及し、夜になると電気を灯すという生活が当たり前の現在。私達は暗闇を感じる事がとても少なくなり、光のありがたさを感じることもなくなりました。

しかし、消えてこそ、初めて気づくこともあります。このキャンドルナイトは「灯り」の有り難さを感じると共に、『ないことを楽しむ』そんな場にできればと思います。

キャンドルに火を灯し、その「灯り」を囲んでゆったりとした時間を過ごし、心と体を慈しむ一時を送りませんか。

本妙院住職 早水文秀

【本妙院縁起】

池上本門寺第二世日朗(にちろう)聖人の直弟子日傳(にちでん)聖人が庵室として池上の西谷に開創(年代不明)。
旧称は妙蔵坊(みょうぞうぼう)。

元亀四年(1573)火災で消失。池上本門寺第十二世日惺(にっせい)聖人が当時の住持 本妙院日逗(にっとう)聖人に再建の資助を与え、南谷外溝に移築再興し、本妙院とよばれるようになった。元禄三年(1690)池上本門寺の防災のため、支院の整備、配置換え、総門の建立、此経難持坂(石段)の改修などが行われ、本妙院も現在地に移された。

本妙院のキャンドルナイトはランタンだけではありません!

さっそく前回の話を覆すようですが、本妙院のキャンドルナイトはランタンを見ていただくだけではありませんよ。

15時から21時まではイラストレーターの芝崎曜子さんがデザインするオリジナルの手織りネパール絨毯と、本妙院の風情あるお庭がコラボレーションして、YOKOMAT「マット de 枯山水」展を開催。

日没後は、影絵パフォーマンスAmbivalentからpetit Ambivalentによる上演。コミカルでいきいきとしたキャラクターたちによる不思議な影絵の世界をお楽しみください。

15時から寺内へも入れますので、ぜひどうぞ!
※「マット de 枯山水」展のみ、寺内の展示になりますので、靴を脱いでお寺の中にお入りいただきます。

●お二人のプロフィールはこちらです。

芝崎曜子

1978年埼玉出身、日本大学芸術学部デザイン学科卒業。

富山の印刷会社や上海の雑誌出版社を経てフリーでの活動をスタート。
学生の頃より版画や絵本作りに興味があり、詩や童話の空気感のようなものを絵で表したいとの思いから、色合いを活かした、暖かみのある、柔らかなイラストを得意とし、書籍、広告、雑貨、WEB等のイラストの制作を中心に幅広く活動中。

商業印刷物のデザインやイラストの仕事をするかたわら、あたたかみのある手織りのネパールじゅうたん・ヒマラヤンシバのカーペットデザインもたびたび手がけており、2013年10月に初個展『DOTMAT展』を開催。その後企画商品として2014年から2015年にかけてインテリア家具・雑貨の店コレックスにて5店舗『YOKOMAT くつろぎ時間巡回展』開催。
2016年8月よりアパレル商品企画のsautillerと合併しsautiller.ltd.を立ち上げ、多方面にさらなるクリエイティブな活動を展開して行く。

web:yokoshibasaki.info

petit Ambivalent(プチ・アンビバレント)

光の魔法で不思議な影の一座が踊り出す!
どこか怪しくてどこか懐かしい影のキャラクター達。
いったいどうなってるの?と好奇心がくすぐられます。
浮かんでは消えゆく幻影が紡ぎだすひとときの夢物語をお楽しみください。

影絵:SAKURA、眞野あゆな 踊り:関谷夏代

web:http://ambivalent-art.blogspot.jp/

 

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キャンドルナイト準備、まずは竹取りへ

今回のキャンドルナイト実施にあたり、メインになるのは竹ランタン。統一感のあるカップのランタンもいいけど、竹もステキだよね、となりました。

竹に細工をしたり絵を描いたりします

      
「問題はたくさんの竹をどこで切らせてもらうか…」と話が前後しているなか、本妙院の早水ご住職から
「いいところ、あるよ」と!

というわけで、4月某日、千葉県へ竹取りに行ってきました。

鶯も鳴いてます
立派な竹林!

まずはどんな竹を使ったらいいか、ご指南いただきましてアタリをつけていきます。

マンガのように「たおれるぞー」と声をかけあいます。

1本10mほどありそうです

全部で10本近く伐採して、ランタンには向かない細いところ、枝、笹を落として車に積めるように切っていきます。
帰りは海ほたるでご飯を食べて帰路につきました。

日頃の運動不足がたたってか、次の日はしっかり筋肉痛…。

おまけ。

朝どれの筍とフキ。筍が埋まっているところを初めて見ました。美味しかったです。

次は竹を加工していきます!

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